
LOC 申請代行
DPやLTVPをお持ちの配偶者・ご家族がシンガポールで就労するためのLOC(Letter of Consent)の取得を、日本語で丁寧にサポートします。
対象者と主な要件
1. EP保持者の配偶者(DP保持者)
EP保持者に帯同している Dependant’s Pass(DP)保持者が、LOCの申請が許可されるのは、以下のように ビジネスオーナーとして活動する場合に限られます。
- ACRA登録済み事業の個人事業主
- ACRA登録のパートナー
- 取締役であり、会社の株式を30%以上保有している者
更新時には、シンガポール人または永住者(PR)を最低1名雇用し、その者に対して現行の Local Qualifying Salary(LQS)以上の給与を支払い、かつCPF拠出を3か月以上行っていることが求められます。
※現行の LQS の具体的な金額については、MOMの「Local Qualifying Salary(LQS)」より最新情報をご確認いただくのが確実ですが、参考として 2024年7月1日以降は S$1, 600 です。
2. ONE Pass 保持者の配偶者(DP保持者)
ONE Pass保持者の配偶者でDPを持つ方は、いずれの目的でもLOC申請が可能です。
- 雇用形態での就労
- ビジネスオーナーとしての起業活動
3. LTVP / LTVP+ 保持者
シンガポール国民または永住者(PR)の配偶者や21歳未満の未婚の子で、LTVP / LTVP+ を保有し、雇用形態で就労する場合、LOC申請が可能です。
LOC取得までの簡単な流れ
① ご相談
お問合せフォームよりご連絡ください。オンライン面談も承っております。
② お見積もり・ご契約
必要書類や手続きの流れを説明し、お見積書を提示いたします。内容にご同意いただいた後に正式契約となります。
③ 書類準備
LOCの申請に必要な書類をご準備いただきます。当社にて書類の最終確認を行い、不備があれば補正をサポートいたします。
④ MOMへの申請
当社では申請手続き全般の準備・進行管理を担当します。
⑤ 結果通知・発行手続き
審査が完了するとMOMより結果が通知されます。承認後、LOCは電子的に発行されます。当社にて受領確認までサポートいたします。
LOC申請サポート体制
弊社では、お客様の状況に応じて選択いただける2つのサポート体制をご用意しています。
- 個人事業主登録+LOC申請サポート
ACRAへの個人事業主登録からLOCの申請まで、一貫してサポートします。初めての方でも安心して進められるよう、申請書類の準備や提出、必要なアドバイスを含めたフルサポート体制です。 - LOC申請のみサポート(既にACRA登録済みの方向け)
事業登録は完了している方に向け、LOC申請に特化したサポートを提供します。申請書類の整備やMOMへの提出、進行管理を中心に支援します。
お客様のご状況やニーズに合わせて、最適なサポートをお選びいただけます。
よくある質問
Q. LOCとは何ですか。EPやS Passとの違いを教えてください。
A. LOC(Letter of Consent)は、DPやLTVP保持者がシンガポールで働く際に必要な就労許可です。独立した労働ビザ(EPやS Pass)と異なり、帯同ビザに紐づいて発行されます。
Q. LOCの有効期限はどのくらいですか。
A. Dependant’s Pass保持者(ビジネスオーナーの場合)
初回は、LOC発行日から1年間、またはDependant’s Passの期限のいずれか短い方が有効期限となります。
更新時は、Dependant’s Passの期限までLOCが有効となります。
LTVP/LTVP+保持者(就労目的でLOCを取得する場合)
LOCの有効期限は、申請書に記載された期間、あるいはLTVP/LTVP+の期限のいずれか早い方になります。
Q. ACRAでの個人事業主登録が不安です。対面で対応してもらえますか。
A. はい。対面で一つずつの手続きを丁寧にサポートしています。ご安心ください。
Q. LOC更新時にローカルの雇用が必須ですが、3か月だけCPFを払えばいいですか?
A. いいえ、CPFだけでは要件を満たしません。
MOMの更新要件としては、シンガポール人または永住権(PR)保持者を雇用し、その従業員に対し「現行の Local Qualifying Salary (LQS)以上の給与」、かつ「少なくとも3か月間のCPF 」を支払っていることが必要です。つまり、給与(LQS相当額)が支払われていない場合は、CPFだけを払っていても要件を満たすことにはなりません。